ラグのお役立ち情報

ラグって必要なの?メリットとデメリットを解説!

おしゃれなラグが敷かれたお部屋

新居用や買い替え用などで、ラグを探していると「そもそもラグって何で敷くんだろ?」「そもそも必要なの?」とふと考えてしまうことってありますよね?

ラグやカーペットはインテリア雑誌やコーディネート画像などで当たり前のように敷かれているので、ラグは必ず敷くものという先入観が出来上がっている方がほとんどかと思います。
私も最初にラグを購入した際は、何の理由もなく「ここに敷くもの」という一種の当たり前の感覚で購入した覚えがあります。

ですが、実際にはラグ・カーペットを敷くことによって「ただ敷いてあるだけ」でなく、様々なメリットが生じています。
本記事では、ラグ・カーペットで得られる代表的なメリット6つとデメリットについても触れていきます。

そもそもラグは必要なの?

あくまで私の考えですが、ラグ(カーペット)は必要だと思います。

なぜなら実はラグを敷くことによって実に様々なメリット、つまり効果を得られるからです。
逆に言うとラグを敷かないと、その効果を得られないので、そのポイントがそのままフローリング床のデメリットになってしまう、ということになります。

メリットに関しては、現在ラグを敷いている方は意識したことがないかもしれませんが、今後敷くのをやめる際に痛感する部分でもあるので知っておくと良いですね。

メリットその1 〜防寒性〜

フローリングの足元は冷える

普段生活していて、床付近の足元だけやけに冷えたりしませんか?
実は、お部屋の空気は重さの関係で、暖かい空気が天井付近に集まり、冷たい空気が床付近に集まってきます。
更に、フローリングの床となると床付近の寒さに加えて、床(フローリング)自体がそもそも冷たく、とても冷えやすくなります。

しかし、ラグ(カーペット)を敷いておけば、床の冷えを抑え、温もりを与えてくれます。

私は、普段の生活スペースにはラグを敷いているのですが、仕事場のデスク下には諸事情によりラグを敷いていません。
やはり仕事場では足元の冷えが気になります。

メリットその2 〜防音性〜

マンションなどにお住みの方は特に、上の階からの物音って気になりませんか?
物を落とした音は特に響くので気になりますよね。

実はフローリングなど固い床の物音はかなり響きます。

階下への騒音対策としてもラグは効果を発揮します。
ラグ(カーペット)を敷いていればクッション材の役割を果たしてくれるため、多少の音なら吸収してくれます。
ラグを敷く場所は基本的にソファ、テーブル周り、キッチンなど、生活の主なスペースとなる場所で、これらの場所からの騒音は抑えてくれるということになります。

また、ラグの中には防音加工したものもあり、こちらを活用すると更に防音効果に期待できますね。
子供部屋など特に騒音が気になる場所の場合、より全体に敷くカーペットの方がおすすめです。

おもちゃで遊ぶ音は階下に響く

メリットその3 〜安全性〜

こちらは主に小さなお子様がいらっしゃる方が対象となりますね。
先ほども触れたとおりラグ(カーペット)にはクッション材の役割もあります。

例えば小さなお子様だと、固い床で転倒してしまったり、頭をぶつけてしまったりすると、思わず怪我に繋がってしまいかねません。(大人でもなくはないですね…)

しかし、ラグの上ならぶつけた際の衝撃を緩和してくれるので、怪我の防止にも繋がります。
中材にウレタンを使用しているラグだとクッション性がより高いので、安全性という観点ではより効果を発揮します。

メリットその4 〜お部屋の表情が豊かに〜

北欧系の幾何学模様のラグを敷いたダイニング

ラグ(カーペット)はインテリアの中では面積が大きいものなので、敷くだけで存在感が出ます。
ラグによってお部屋の雰囲気が決まると言っても過言ではないぐらい、存在感が抜群です。

例えば北欧テイストのお部屋にしたい場合、北欧系の幾何学模様のラグなど取り入れれば、それだけで結構北欧の雰囲気が出るものです。
ラグやテキスタイルのインテリアはデザインがとても豊富なので、取り入れるとお部屋の表情も豊かになります。

メリットその5 〜床が傷つかない〜

ラグを敷くだけで、その場所の床が傷つくのを防いでくれます。

フローリングなど固い床は、実はとても傷つきやすく、その傷が目立ちます。
床が傷ついてしまうと修復するのは、かなり大変になってきます。(完全には修復できないケースがほとんど)

テーブル付近はもちろん、特にダイニングチェア付近はイスを動かすことが前提なので、傷がつきやすいです。
床を傷つけたくない方は特に、ラグを敷いておくのがベターですね。

メリットその6 〜ホコリを吸着してくれる〜

ラグは表面の繊維がホコリを吸着してくれる

フローリングの床の場合、実はとてもホコリが舞い上がりやすく、人の身動きだけでホコリが舞ってしまいます。
それにフローリングの床は、ホコリがたまっているとかなり目立ちます。

ラグ(カーペット)を敷くことによって、表面の繊維がホコリをしっかりとキャッチしてくれます。
目立たなくもなりますし、舞い上がりにくくもなります。

ホコリが舞い上がっている状態というのは、目に見えないかもしれませんが、不衛生であることは間違いないですよね。

デメリットはあるの?

メリットその6の「ホコリを吸着してくれる」に関しては、逆にデメリットにもなりえます。
ホコリを吸着してくれるということは、裏を返せばそこにホコリがたまっているということですから、そのまま放置ではラグ自体が不衛生ということになってしまいます。

それから水汚れなど染み込んでしまいラグが汚れてしまう、ということも考えられます。

しかし、ホコリに関しては週に1回など定期的に掃除機をかければ対策はできます。
汚れのシミに関しても、今は洗濯機で洗えるラグなどもありますから、洗えば汚れはほぼ落ちますし、清潔な状態を保つことができます。

裏地のないラグなどは、敷くことによってかえって滑るということもありますが、こちらは滑り止めパッドを用いることで対処できます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

ラグ・カーペットを敷くことでもちろんデメリットも発生しますが、対処可能ですし、6つのメリットの方が上回っていることがわかります。
(なんだかんだデザイン面でのメリットが一番大きそうですが…)

みなさん、それぞれ事情が違うと思いますので一概には言えませんが、私はラグ・カーペットは必要だと思いますし、ぜひ敷くことをおすすめします。

以上、ラグって必要なの?メリットとデメリットを解説!についてでした。

-ラグのお役立ち情報