ラグ選びで失敗しないためのサイズの選び方【ダイニング編】
ラグを選ぶ際、まずサイズ選びで迷ってしまうことって多いですよね?
何を基準にすればいいか、イマイチわかりませんしね。
ダイニングの場合、リビングやワンルームのラグ選びと違って、見た目以外の要素も重視しなければいけませんから、尚更迷ってしまうと思います。
テーブルやイスあるのが前提なので、特にサイズ選びは重要です。
そこで本記事では、ダイニング用ラグのサイズ選びで失敗しないための、選び方や基準について解説していきます。
ダイニングにラグを敷くメリット・デメリット
ダイニングに敷くラグの場合、リビングやワンルームのラグとは敷く理由が異なると思います。
ダイニングは食事をするスペースでもありますし、当然イスの出し入れもあります。
ここではダイニングにラグを敷くことでどんなメリット・デメリットがあるのか、簡単に触れておきます。
メリット
- イスの出し入れによる床の傷防止
- イスの出し入れによる音の防音効果
- 足元の冷えを防止
- おしゃれダイニングを演出
デメリット
- お掃除の手間が増える
- 食事のニオイがつきやすい
ラグって必要なの?メリットとデメリットを解説!
ダイニング用のラグはサイズが命!
前述のメリットを鑑みると、ダイニング用のラグは、機能面でのメリットから敷くという方が多いと思います。
となると最も重要なのが、サイズ選びだということがおわかりいただけると思います。
サイズが小さくて、イスがはみ出てしまっては、機能どころではありません。
なのでまず最初に、サイズ選びから始めましょうね。(デザインから選ぶと失敗しやすくなります)
ダンニングのラグの場合、テーブルはもちろんのこと、イスの出し入れも考慮してサイズを選ぶ必要があります。
実際のテーブル、イスのサイズを測った上で、最適なラグのサイズを決めていきます。
実際のサイズの選び方
現状でテーブルとイスが揃っている場合、テーブル周りのイスを全て引いた状態で、幅と奥行きを測ってみましょう。
(まだテーブルもイスも揃ってない場合は、それらを揃えてからラグを選びましょう)
イスを引いた状態の奥行きがわかることで、サイズ足らずでイスがはみ出すことを防げます。
余裕を持って、イスを引いた状態の奥行き(両側合わせて)プラス20〜40cm程度の奥行きのラグを選ぶと良いですね。
例えば、イスを引いた状態の奥行きが170cmなら、奥行き200cmのラグを選ぶなど…
幅については、テーブルのサイズを、(両側合わせて)20cm以上上回る幅のラグであれば問題ないでしょう。
ダイニング用のラグは機能面で敷くことが多いですから、幅の余裕については好みで選びましょう。
ラグの代表的なサイズ
- 100×140cm
- 140×200cm
- 200×200cm
- 160×230cm
- 200×250cm
- 200×300cm
- 240×240cm
※10cm前後違いがあることもあります。
上記は既製品のラグでよく見られるサイズです。
ダイニング用ラグの場合、200×200cm以上を選ぶことになると思います。
サイズがない場合、ラグを縦に敷いてみる
ダイニング用ラグの場合、幅よりも奥行きが必要になることが多いです。
ラグは、140×200cm、200×200cmのモノが最も流通していて、それ以上のサイズとなるとどうしても少なくなってきます。
奥行きが200cm以上のラグとなると尚更少ないです。
もし必要な奥行きのサイズのラグがない場合、ラグを縦置きにすることをおすすめします。
縦置きにすることで、通常の横置きの際の幅の部分が、そのまま奥行きとなります。
例えば、160×230cm(奥行き×幅cm)のラグなら、奥行きが230になる、ということです。
横置き想定で柄が入っているラグもありますが、ほとんどのラグは縦置きしても問題ありません。
縦置きも視野に入れることで、ラグの選択肢を増やすことができます。
シチュエーション別のおすすめサイズ
ダイニングテーブルのサイズ別で、おすすめのラグのサイズご紹介します。
4人用ダイニングテーブルの場合
ダイニングテーブルのサイズが150×90cm程度の場合を想定します。
- 160×230cm(縦置き)
- 200×200cm
6人用ダイニングテーブルの場合
ダイニングテーブルのサイズが200×90cm程度の場合を想定します。
- 200×250cm
- 240×240cm
あくまで目安なので、実際のサイズを測ってから選んでくださいね。
お手入れしやすいラグを選びましょう
サイズの話ではないのですが、、
ダイニング用のラグは汚れやすいため、お手入れやお掃除が簡単なものを選んだ方が後々楽になります。
具体的には、
- 毛足の短い、もしくは平織りのラグ
- 耐久性と汚れに強いポリプロピレン素材、ナイロン素材のラグ
を選ぶことをおすすめします。
ダイニングは、食べこぼしが多いので毛足の長いラグだと、お掃除が大変です。
また、イスの出し入れがある分、痛みやすくなるため、耐久性の強い素材はある意味マストですね。
ちなみに毛足の長いラグ(シャギーラグなど)だと、イスの出し入れもしにくくなるので、機能性の観点からも毛足の短いラグがおすすめです。
まとめ
ダイニング用のラグはサイズ選びが命です。
しっかりと敷く場所のサイズを測った上で、ラグ選びを始めてくださいね。
決して安くない買い物だけに、失敗するとショックですから。
とはいえ、ここでご紹介したステップを踏んで選べば、大きな失敗はしませんのでご安心ください。
この記事が、少しでもラグ選びのお役に立てれば嬉しいです。
以上、ラグ選びで失敗しないためのサイズ選び【ダイニング編】でした。