毛足の長いラグと短いラグを比較、どちらがおすすめ？

2016/11/27

ラグを選ぶ際に毛足の長さで迷う方もいらっしゃるのではないでしょうか？

毛足の長いシャギーラグの人気が高さからも伺えるのですが、
「できれば長い方が…」
という方がやや多い気がします。

しかしながら、毛足の長いラグ、短いラグはそれぞれ一長一短です。

本記事では、毛足の短いラグと長いラグを比較していきます。
これらを知っておくことで、ラグ選びの役に立つのでぜひ知っておきましょう。

毛足の短いラグの長所短所

そもそも毛足のない平織りのラグや、毛足の短いラグは実にバリュエーションが豊かですね。
モロッカンラグやキリムなど伝統的なラグには、毛足が短い(ない)ものが多いですね。

毛足のない平織りラグ

長所

毛足の短いラグの長所は、お手入れや掃除が簡単なことです。
当たり前ですが、掃除機はかけやすく、ゴミはすぐに吸ってくれます。
さらに毛足が短いと細かな柄も表現できるため、デザインの幅は広がります。

短所

見た目と肌触りがちょっぴり寂しいことです。
パイルのボリュームがないため仕方ないですが、やはり肌触りは毛足の長いタイプには敵いません。
毛足の長いタイプと比較すると、見た目の豪勢さという点でもちょっぴり寂しく感じます。

毛足の長いラグの長所短所

毛足の長いラグの定番といえばシャギーラグですね。
アクリル製のファーラグも毛足が長いものが多いです。

毛足の長いシャギータイプのラグ

長所

毛足の長いラグの最大の長所は、見た目と肌触りの良さですね。
毛足の短いラグと比べて見た目が豪勢になり、肌触りはふわふわになります。
さらに、ラグがボリューミーになることで、保温性や防音性でもより高くなります。

短所

なんといってもお手入れや掃除が大変なことです。
ゴミが奥まで入り込んでしまい、掃除機だけで吸い取ることは難しくなります。
毛足が長くなればなるほど、柄をはっきりと表現できなくなるため、デザインの幅は狭まります。

掃除が苦手なら、毛足の短いラグがおすすめ

毛足の短いラグと長いラグの長所短所を比較すると、毛足の短いラグは、掃除が苦手な方やキレイ好きの方におすすめです。
基本は掃除機だけでOKですし、月に1回陰干しするなり、拭き掃除をするなり、手入れを行えば十分にキレイな状態は保てます。
ちょっと気になるホコリくらいでしたら、コロコロを転がすくらいでOKです。

毛足が短いぶん、パイルのへたれを感じにくいのも嬉しいポイントですね。

見た目や肌触り重視なら毛足の長いラグがおすすめ

毛足の長いラグは、掃除が大変になりますが、それでも見た目や肌触りにはこだわりたいという方におすすめです。
お手入れに関しては、掃除機だけでゴミを吸うのはほぼ不可能で、ひっくり返して叩いたり、など大変です。
しかしながら、シャギーラグのようなふわふわの肌触りは、毛足の長さがなければ実現できないものです。

毛足が長いぶん、パイルのへたれを感じやすいデメリットもありますが、ボリューミーなぶん無地のラグでも敷いたときにアクセントになります。
その点でも見た目重視の方にはおすすめです。