ラグの耐久年数ってどのくらい?何年で買い換えるもの?
ラグを敷いている方、もしくは新しく購入しようと考えている方にとって「耐久年数」は欠かすことのできないテーマですよね?
決して安い買い物ではないだけに、できれば長く持ってもらいたいと思うものです。
また、今現在敷いているラグが買い替え時なのかどうか、知りたい方も多いことでしょう。
そこで本記事ではラグの耐久年数と、どれくらいの頻度で買い替えている方が多いのか、について迫っていきます。
化学繊維の安いラグなら1〜2年が目安
まず、一言にラグといっても、素材や織り方など、実に多岐に渡ります。
さらに住居環境や使用頻度によっても、耐久年数は変わります。
ですので、一括りにラグの耐久年数は何年、とは言えないところなのですよね。。
ただやはり、ラグの耐久年数は基本的には値段に比例している、という傾向はあります。
あくまで目安ですが、2万以下など安いラグで、ポリエステルなど化学繊維を使用しているラグは、1〜2年を目安にした方が良いでしょう。
ナイロンなど、化学繊維の中でも耐久性が強いものもありますが、安価である以上、簡素化して作られていたり、パイルの密度が低かったりするので、耐久年数が短くなります。
1〜2年も使用すれば、ラグがへたれ、汚れも目立つようになってきます。
ウールのラグなら10年以上耐えるものも
高価になりがちな天然素材のウールラグですが、その分耐久性が高く、汚れにも強いです。
ウール素材のラグには、中には10年以上耐えるものもあります。
とりわけ高価なウールラグともなると、織り方も丁寧でパイルもしっかり詰まっているので、耐久性が高くなるようです。
先日【こちらの記事】でご紹介した、ハグみじゅうたんのておりシリーズのウールラグでは、耐久年数はなんと20〜25年を見込んでいるそうです。
(140×240cmで約22万円と、それ相応のお値段にはなります)
ラグに長年使える耐久性を求めるなら、高価なラグを選んだ方が良い、ということですね。
出典:ハグみじゅうたん公式通販
逆に言えば、耐久性を求めず、1〜2年でラグを変えることに抵抗がなければ、安いラグはおすすめです。
こちらは、色々なデザインのラグを楽しむことができる、というメリットがありますね。
掃除やお手入れで長持ちさせることはできる
ここまで耐久年数について述べましたが、掃除やお手入れをしっかり行うことで、ラグを長持ちさせることは可能です。
この場合、最低でも週1回以上の掃除機、さらに月1回以上は拭き掃除や影干しなど、ちょっと丁寧な掃除が必要不可欠となります。
詳しくはこちらの記事をご参考ください。
とはいえ、ラグがファブリックである以上、一部の高価なものは除いて、消耗品と割り切った方が良いと私は感じます。
実情としては1〜2年で交換する人が多い
ちょっと気になったので、ラグを敷いているみなさんが実際にどれくらいの頻度で買い替えているかネット上で調べてみました。
ガールズちゃんねるという投稿サイトによると、概ね1〜2年で買い替えている方が多いようです。
理由は、ラグの痛みだけでなく、衛生面も考慮して、というのも多く見られました。
たしかに、クリーニングなど利用するなら、少しお金を出して新しいラグに買い替えた方が、衛生的ですしお得ですからね。
ちなみに私はだいたい2年を目処にラグは交換しています。(高価なものは基本買いません)
物持ちはかなり良い方ですが、2年ほど経つとさすがに痛みが気になってきますからね。
まとめ
ラグの耐久年数は複雑な要素がからむので、これと行った正解がないのが難しいところです。
ただやはり安いものは長く持ちませんし、高いものは長く持ちます。
言い換えると、買い替えを想定しているなら安いラグ、少しでも長く使っていたいなら高いラグを選ぶと良いでしょう。
敷く場所や用途によって、様々な価格帯のラグを使い分けるのがベストだと私は思います。
それではこの辺で。
以上、「ラグの耐久年数ってどのくらい?何年で買い換えるものなのか?」でした。