ラグのお役立ち情報

ラグ選びで失敗しないための色の選び方

2016/09/28

赤いラグ

ラグ選びに限らず、他インテリアや洋服選びでの失敗って結構ありますよね。
一目惚れして買ったのに、いざ合わせてみると「あれ?イメージと違う…」となってしまったり…
私もこれまでインテリアや洋服選びでたくさんの失敗してきました。笑

どうすればラグ選びで失敗しないのか?

実は、これらの失敗は色の選び方を知っていれば、ほとんどの場合において防げます。
少なくとも壮大な失敗をすることは無くなります。

そこで本記事では、色(配色)の選び方の基本について、わかりやすく簡潔に解説していきます。
色の選び方は様々な場面で応用できるのでなんとなくでも知っておくと良いですね。

ラグ選びは先に色だけ決めておく

まずラグ選びの際は先に、大まかな色だけ決めておくことが大切です。
ラグはお部屋のインテリアの中では、比較的大きな割合(面積)をしめます。
そのため、大きさにもよりますがラグによってお部屋のイメージが変わると言っても過言ではないぐらい重要なものです。

先に色を決めずにラグ選びを開始してしまうと、デザイン一辺倒で選んでしまいがちになるため失敗する可能性が高まってしまいます。
インテリアの場合、デザインありきの「一目惚れ購入」は失敗しやすいので気を付けましょう。

洋服と違って着回しができず、常にそこに置いてあるものなので、まずは色選びから開始するのが無難です。

失敗しない色の選び方

私たちが普段見ている全てのデザイン(というか全てのもの)は、色の組み合わせで出来ています。
すごく派手に見えるデザインや柄でも、実は単なる色同士の組み合わせでできているということです。
これをまず頭に入れておくとラグ選びもスムーズになります。

共通の色を使う(色の数を抑える)

お部屋のインテリア全体の色を、大まかに3〜4色程度に絞ることをおすすめします。全く同じ色ではなく、同系色でOKです。
使用する色を絞り、ラグ選びの際はお部屋のどこかで使用されている色(共通の色)のラグを用いると良いですね。

色数を3〜4色程度絞ることで、全体がまとまりやすくスタイリッシュな雰囲気になります。
色数が多いと、ごちゃごちゃした印象(キレイにしていても散らかった印象)になりやすく、調和させるのは難しくなります。
お部屋のインテリアも、要は洋服のコーディネートと同じ考えだということですね。

色の割合を決める

インテリアで使用する(使用している)色の割合別でベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの3種類に分けます。
これらは専門的でちょっと難しい部分でもありますが、なんとなくでも知っているだけでも色選びの精度が上がります。

【ベースカラー:全体の70%くらい】
文字通り配色のベースとなる色で、壁や床などお部屋の大部分を占める色です。
お部屋の場合、あらかじめ決まっているので自分では中々変えられない部分でもあります。
基本的に白や薄いグレーなどの無彩色か、薄い茶系の色がほとんどです。
【メインカラー:全体の20〜30%くらい】
お部屋のメイン(主役)となる色のことで、ソファやテーブルなどのほとんどの家具、そしてラグもこのメインカラーにあたります。
お部屋のイメージに合わせた、好きな色を用いると良いでしょう。黒なら黒、緑なら緑でできるだけ統一することが大切です。
メインカラーを2色使う場合、全体の割合20〜30%を崩さぬよう調整します。
【アクセントカラー:全体の5%くらい】
全体のアクセントとなる色で、観葉植物やクッション、壁飾りや置物など比較的小さい物がこれにあたります。
鮮やかな色を用いると、全体が引き締まって見えるので良いですね。
ラグが小さい場合、あえてラグの色をアクセントカラーとするのもアリです。その場合、色の割合には注意です。
こちらも2色使う場合は割合を崩さぬようにします。

ラグの色はメインカラーを用いるのがほとんどですが、ベースカラー、アクセントカラーを用いてももちろん大丈夫です。
ただ、メインカラーを用いるのが最も失敗が少なく、尚且つお部屋の雰囲気にメリハリをつける方法だと思います。

色選びの基本をまとめると

やや専門的な話も出てきましたが、、
まず色の数を抑えることを大前提に、白や薄い茶などの地味な色を(ベースカラー)基本に、主役となる色(メインカラー)で雰囲気を作り、派手な色(アクセントカラー)は少なくする、ということです。

ちなみにベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの理論は、インテリアだけでなくあらゆるコーディネートやデザインに用いることが可能です。(筆者はデザインの学校でカラーコーディネートの一環で学びました)

まとめ

ラグの色選びで失敗しないためには、まず今のお部屋の色合いを知ることから始めると良いですね。
それからお部屋のインテリアと調和する色をチョイスする、といった流れです。その際に色の割合の理論が非常に役に立ちます。

  1. お部屋の色を知る
  2. ラグの色を決める
  3. デザインを決める

繰り返しになりますが、ラグ選びで失敗しないためにはデザインより先に色選びです。
色さえ間違えなければ「あれ?全然合わない…」という失敗は避けられますから。

以上、参考になりましたでしょうか?
ラグ選びで失敗しないための色の選び方でした。

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